K20DとFLEKTOGON 2.4/35

PENTAX K20D + Carl Zeiss Jena MC FLEKTOGON 2.4/35
ヒロセオートキャンプ場にて
PENTAX K20Dを購入してからもうじき1年ぐらいでしょうか。
K20Dとセット購入のキットレンズの次に装着したレンズがコレ、Carl Zeiss Jena MC FLEKTOGON 2.4/35 でした。
このレンズはM42スクリューマウント(名前のとおり、M42のネジ式のマウントです)なので、そのままでは現在のPENTAXのボディ(Kマウント)には取り付けられません。
PENTAX純正のマウントアダプター K
(右の写真のもの.リンクをクリックして頂くと、Amazonのサイトで大きい画像が見られます.)など、M42マウントアダプタを経由して装着します。
さて、話はとびますが・・・
実は僕、他社デジタル一眼からの転向組で、ペンタのカメラはまだ1年しか使っていないんです。
他社カメラのときから主に単焦点レンズを好んで使っていた僕。FLEKTOGON 2.4/35は他社のカメラでもマウントアダプタ経由で使用していて、好きなレンズのひとつでした。
PENTAXに転向するのはいいが、当面レンズはキットレンズしかない。そこで、お安いマウントアダプタKさえ用意すればPENTAXでも使えるFLEKTOGONは重宝したわけです。
このFLEKTOGON 2.4/35は森山農園&カメラさんで購入しました。
(画像をクリックいただくとショップページでレンズの拡大写真画像が見られます。)
旧東ドイツCarl Zeiss Jena製のアンティークなレンズで、もちろんピントはマニュアル合わせ。
でもこんな古いレンズでも写りはなかなかの評判ですね。
さすが。 ドイツの科学力は世界一ィィィ!! ( ・・・っと失礼。とあるマンガでの有名なフレーズですね。)
また、かなり寄って撮れる(最短撮影距離がマクロレンズ並に短い)ので、即席マクロレンズとして使えるところが便利です。
マクロならAFよりもMFのほうが良い場合も多いですしね。
上の写真は、ちょっとアンダー気味な拙いものではありますが、良くも悪くもFLEKTOGONの特徴が出ているように思ったのでUPしてみました。
昨年の9月頃、若狭のヒロセオートキャンプ場にて撮ったものです。かわいらしい野草ですが、名前はわかりません。ごめんなさい。
ちょっと癖のあるぼけ味になりますが、アンティークらしい独特の雰囲気が(少しは)出てますでしょうか。 ^^;
このレンズの写り、背景との距離にもよりますが、ぼけが完全に滑らかに溶け合う感じにはなりません。ですので抜群のぼけ味とは言えず、淡く輪郭を残したものになりますが、煩い感じにはなりません。
コントラストは高めだと思います。
反面、色のりは現代のレンズにはちょっと敵いません。
落ち着いた色合いで、コントラストで魅せるにはいいんじゃないでしょうか。
ところで1年経った現在。
今はPENTAXのAFレンズ、つまり普通のレンズもいくつか持っていて、子供らと遊びながらのスナップショットとなると、それらがメインにならざると得ません。
そういう訳で使用機会がほとんど来ないFLEKTOGONですが、僕はまだまだこの古いレンズの魅力が引き出せていないと思いますので、もっと持ち出してみないといけませんね。